音心譜通 | 音結（おとむすび）ネットワーク＆インフォーメーション

１１月２３日に佐賀市の浪漫座（旧古賀銀行）で行ったSTEPPIN' JAZZの雑感です。

今年の２月のイベントでお世話になったタップダンサーの鶴さんとピアニストの杉谷さんから数ヶ月前にドラム演奏と音結でオープニングアクトをやってほしいとオファーをいただき大変楽しそうなのでやらさせていただきました。


オープニングアクトはアコースティックロック弾き語りの香月俊宥さんの演奏でスタート！
アコギでジミ・ヘンドリックスを演奏していただきましたが１０月のイベントで披露していただいたギターは今回さらにスケールを増していてさすがです。選曲も渋い。
最後はローリング・ストーンズのアンジーで締めていただきました。
浪漫座の素晴らしい雰囲気と香月さんのアコースティックロックが醸し出す雰囲気が溶け込み素晴らしい時間を過ごせました。



今回の香月さんの演奏がヒントになり今後、音結ではアコロク（アコースティックロック）プロジェクトが進行中です。そこにはエレガットの貴公子佐賀のリー・リトナーさんなども参加してくれる予定です。



次に演奏していただいたのは真女+片江商店改め２UP
ボーカル、ピアノ、ベース、パーカッションの４人編成のバンドです。パーカションは私が担当しています。

いつもはソウルフルな楽曲、オリジナルを演奏しているんですが今回はちょっとJAZZYな曲に挑戦させていただきました。
Nat King Coleで有名な「SMILE」をボサノバにアレンジして軽快にスタートしてみました。２曲目はBilly Joel 「New York State of Mind」しっとりと演奏したつもりですがいかがだったでしょうか？
最後は真女さんのオリジナル曲「偽星」　３拍子のJAZZYな楽曲で演奏がなかなか大変です（笑）



彼女の見事な歌いっぷりに演奏していてとても心地よかったです。



最後はメインイベント　鶴敏弘さん率いるタップダンスユニットの演奏です。
タップダンス、ピアノ、ベース、パーカッションの４人編成　こちらもパーカッションは私が担当しています。

オープニングはスローな４ビート「Georgia on My Mind」でスタート、ボサノバにアレンジしたショパンの「ノクターン」、「ミスティ」、「サマータイム」など演奏しつつタップダンスの運動量に驚きながらあっという間に最後の曲「SPAIN」この曲はピアニスト、チック・コリアの代表曲で途中のユニゾンの超絶フレーズに四苦八苦しながら演奏させていただきました。アンダルシアの風が吹いたでしょうか？
嬉しいアンコールを頂き２曲演奏させていただきました。
私事ですが普段はJAZZを演奏することがほとんどなくタップダンスとのコラボも初めてでどうなるかと冷汗ものでした・・



普段タップダンスを近くで見る機会はなかなかないと思います。
今回のSTEPPIN' JAZZ でタップダンスの素晴らしさに触れていただけたなら幸いです。
Vol.3が実現できたらと思っています。


さがミュージシャンズネットワーク　「音結」では今後も様々なジャンルの方とのコラボ、面白い企画を展開していくつもりです。
佐賀のまちがたくさんの音楽で溢れ、たくさんの人と音楽で結ばれることを願っています。


今回のSTEPPIN' JAZZ Vol.2にご来場いただいたお客様、音結メンバー、浪漫座のみなさん、お手伝いをいただいたみなさん、バンドメンバーに感謝いたします。
みなさんのおかげで素晴らしいイベントが出来ました。
本当にありがとうございました。



(hiro)